浅田次郎さんの執筆された作品を紹介しています。
夜更けの留置場に現れた、その不思議な老人は六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で、遙かな昔を物語り始めた―。 時は大正ロマン華やかなりし頃、帝都に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家。
盗られて困らぬ天下のお宝だけを狙い、貧しい人々には救いの手をさしのべる。
義理と人情に命を賭けた、粋でいなせな怪盗たちの胸のすく大活躍を描く傑作悪漢小説シリーズ第一弾。
目次
闇の花道 槍の小輔 百万石の甍 白縫華魁 衣紋坂から