浅田次郎さんの執筆された作品を紹介しています。
男の始末とは、そういうものでなければならぬ。
決して逃げず、後戻りもせず、能う限りの最善の方法で、すべての始末をつけねばならぬ。
幕末維新の激動期、自らの誇りをかけ、千年続いた武士の時代の幕を引いた、侍たちの物語。
表題作ほか全六篇。
目次
椿寺まで 箱館証文 西を向く侍 遠い砲音 柘榴坂の仇討 五郎治殿御始末