仇討ち、親と子、男と女、兄と弟…。様々な「勝負」をテーマに、浅田次郎、藤水名子、火坂雅志ら人気時代小説家たちが書き下ろす、空前の時代小説アンソロジー第1弾!
目次
村重好み―耀変天目記(秋月達郎)
かっぱぎ権左(浅田次郎)
龍の置き土産(高橋義夫)
子守唄(火坂雅志)
秋萌えのラプソディー(藤水名子)
ヌジ(眉村卓)
秋篠新次郎(宮本昌孝)
リボルバー(山崎洋子)
著者紹介
藤 水名子
作新学院高等部を経て、日本大学文理学部に学ぶ。1991年、中国唐代を舞台にした時代活劇『涼州賦』(集英社)で、第4回「小説すばる新人賞」受賞
秋月 達郎
1959年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映に入社。映画プロデューサーを経て作家となる
浅田 次郎
1951年、東京都生まれ。自衛隊をはじめ、さまざまな職業を経て、1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』(徳間書店)で、吉川英治文学新人賞受賞。 1997年『鉄道員(ぽっぽや)』(集英社)で、第117回直木賞受賞。2000年『壬生義士伝』(文芸春秋社)で第13回柴田錬三郎賞受賞
高橋 義夫
1945年、千葉県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、雑誌編集に携わりつつ、創作活動を始める。1992年『狼奉行』(文芸春秋)で第106回直木賞受賞
火坂 雅志
1956年新潟生まれ。早稲田大学商学部卒業。出版社勤務を経て、88年『花月秘拳行』で作家デビュー。豊臣秀吉の隠し参謀を描いた『全宗』(小学館)で注目を集める
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