浅田次郎 角川書店

民子

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民子
【発売:2001年9月】

売れない作家の唯一の読者は、飼い猫の「民子」だった。

ようやく原稿が売れ始めた頃、彼女は行方知れずになってしまう。

作家が長編小説の仕上げにかかっていた寒い夜、民子はぼろぼろになって戻ってきた。

ただひと言、作家に「おめでとう」というために―。

浅田次郎自身の実話に基づき描かれた、映画のように切なくあたたかいフォト・ストーリーブック。

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浅田次郎のプロフィール

1951(昭和26)年、東京生れ。
’95(平成7)年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、’97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。

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