【発売:2001年9月】
売れない作家の唯一の読者は、飼い猫の「民子」だった。 ようやく原稿が売れ始めた頃、彼女は行方知れずになってしまう。 作家が長編小説の仕上げにかかっていた寒い夜、民子はぼろぼろになって戻ってきた。 ただひと言、作家に「おめでとう」というために―。 浅田次郎自身の実話に基づき描かれた、映画のように切なくあたたかいフォト・ストーリーブック。 |
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